イルーナ小説 第1話:冒険のはじまり

焼け焦げた匂いのする大地を進んでいると、1人の少女と出会った。

彼女の名はローイ。

武装キャラバンの隊員として、バイルーンの町を守っているそう。


どうやら私は、スルビニアとの抗争地帯の最前線に迷い着いてしまったようだ。


話をしていると、おもむろにローイは私に仕事を頼んできた。

今 武装キャラバンでは町の守備に手一杯で、他の事にまで手がまわらないという。

特に急ぎの用事も無い私は、しばらくここに留まり 仕事を手伝うことにした。


そして、まず最初の仕事は、

崩れ落ちた聖堂から、聖杯を取ってくる事だという。

なんでも、不思議な力のある聖杯で、キャラバン隊員の誰も触れないのだそう。


ローイの後ろの聖堂、

かつては壮麗な建物だったと思われるが、

その面影も無く今は崩れ落ちた塊となっている。


瓦礫となった聖堂に近づき、目を凝らすと

奥にうっすら光る何かがある。

瓦礫を崩さぬよう慎重に、手を伸ばす。


そして、聖杯を手に入れた。


聖杯をローイに渡すと、彼女はすぐに駆け出し行き

すぐ聖杯を手に戻ってきた。


司祭様言うには、聖杯は私に持っていてほしいという。

そして、女神ソフィス様に会ったら使いなさいと。


私は 聖杯を受け取り、

バイルーンの町へと向かった。

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